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レーシックには様々なメリットがありますが、同時にやはりデメリットも抱えています。技術の進歩と共にリスクが下がるデメリットもあれば、常にあるであろうデメリットもあります
手術を検討する時には、デメリットの存在をしっかりと把握して、考えるようにしましょう。疑問点があれば、クリニックで相談する時に納得いくまで聞くのがいいでしょう。
感染症
きちんとしたクリーンルームで手術を行い、器具の消毒や廃棄をしっかり行っているクリニックであれば、感染症の危険はほぼゼロに近いものとなります。
管理がしっかりしている清潔なクリニックを選ぶことで、このリスクは減らせます。
後遺症
手術後、しばらくは手術の影響が視野に残ることがあります。これが生活に支障が出る範囲で、長く残ってしまうようなら「後遺症」と言ってもいいでしょう。機器の発達によって、こうした後遺症の率も減っています。
ハロ・グレア
光がにじんだりまぶしく感じたりする現象です。はなはだしいと、夜間の車の運転などが危険になります。
ハロ・グレアはレーシック手術後にほぼ必ず出る現象といっていいでしょう。角膜に切れ目を入れるため、そこにどうしても光が屈折したり、乱反射したりするためです。最新のレーザーではこの切断面が非常になめらかですので、ハロやグレアもかなり押さえられ、後遺症として残ることもほとんどなくなっています。
ドライアイ
角膜に負担がかかることで、目を傷め、術後にドライアイになってしまうと言うケースもあります。近ごろではレーシックの手術の時間(レーザー照射時間)も昔の半分以下に抑えられ、目の負担も少なくなってきています。
矯正視力が出ない可能性
ほとんどの人が手術後1.0の裸眼視力を得られますが、1%ほど、どうしても一回の手術では矯正手術が出ない人がいます。こうした場合、状況に応じて再手術を行うこともありますが、角膜の薄さによっては再手術不可能な人もいます。事前に、自分の視力が出なかった場合にどう対応可能なのか、カウンセリングで聞いておきましょう。
近視の戻り
手術をしたものの、近視が戻ってきたという人もいます。一般的に「近視の戻り」と言う時には術後一年以内を目安としますが、長期的にはもっと戻ってきている人もいます。
この視力の戻りは、ある程度、レーシックにつきもののリスクだと考えていいでしょう。これは手術のせいだけではなく、多くの場合、手術を受けた方の生活や体質が大きく関わっているためです。
要するに、レーシック手術を受けて視力が矯正されたとしても、やはり目に負担をかける生活を送っていると、また近視になってきやすいということです。
過矯正
視力が強すぎて、かえって手元にピントがあいにくくなる状態になってしまうことです。事前にクリニックと、どのくらいの視力を目ざして手術をするのか、自分が納得するまでしっかり話し合うようにしましょう。