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RK手術
レーシック手術が行われるようになる前には、RK手術というものが行われていました。この手術は、眼の角膜の表面に放射状に切り込みを入れて角膜の形を変えて視力矯正をするというものです。
この手術は視力矯正手術としては歴史が古く、国内でも少なからずこの治療例があります。
過去にこの手術を受けて正常視力になった人でも、20年近く過ぎますと視力の低下などの不具合が出てきて再度手術を希望する場合もあるようです。
レーシック手術
国内でレーシック手術がはじめて行われてからまだ20年はたっていません。したがって長期的にみて後遺症があるかどうかはわからないというのが実際のところではないでしょうか。比較的早く出てくる症状では、近視の戻りがあります。
また、免疫が衰えたりすると、ときに角膜ヘルペスなどを発症する事もあるようです。
ところで、今、レーシック手術を受ける人の年齢層は、20歳から40歳が八割を占めていますので、仮に考えて、この人たちの20年後は、40歳から60歳となります。
40歳ともなりますと早い人では老眼が始まる歳ですし、60歳では老眼もありますが白内障やその他の病気に罹っていることも多いのではないでしょうか。
レーシック手術の数十年後の後遺症については不明ですが、過去にレーシック手術を受けていることによる、年をとってから発症した病気の治療への影響の方が問題になるのではないでしょうか。
例えば、過去にレーシック手術を受けていて白内障の手術は可能なのかどうか。緑内障の治療には影響がないのかどうか。などの懸念の方が大きいと思われます。
実際、レーシックではありませんが、眼内レンズを挿入する視力矯正手術などでは、白内障の手術に際して困難が生じるという見方もあるようです。